初心忘るべからず

この言葉は私が晋山式を行った時(平成27年11月3日)に、本師御垂訓として修行していたお寺の老大師からいただいた言葉です。

これから住職として歩みを始めるのに最初に発心した時の気持ちを忘れずに、地域のためにひいては国のために、そして周りの人のために禅僧として歩みなさいとお言葉を頂き、今私がその言葉を実践できていると言えばまだまだですが、今日改めてその言葉を思い返しました…

本日の未明に老大師が亡くなられ、訃報に接して非常に悲しい1日となり、修行時代に色々と可愛がっていただき、様々な事を教えていただいた事を思い返しました。

そして老大師のご遺体と対面しました。

一休さんの言葉、「今死んだ どこへも行かぬここにいる 尋ねはするな 答えはせぬぞ」

もう老大師にいくら問いかけても答えは返ってきません。

でも私には老大師から教わったことがたくさんあります。

これから私は老大師から教わった教えを胸に弟子として恥ずかしくない禅僧にならねばと、教えを胸に前に進んでいきます!

老大師のご冥福をお祈り致しまして…    合掌

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